コーチングの基礎知識

・「90度法」

相手との目線が90度になるように座るポジション。対面と平行の中間のバランスをとった座り方。異性にもてるための座り方としても有名

 

・「クライアント」

コーチングを受ける人のこと。

 

・「GROWモデル」

コーチングの流れをシンプルに表現した1つのモデル。

G・・・ゴール・目標

R・・・現状の把握

R・・・リソース(自分の使える資源)の確認

O・・・オプションを考える

W・・・ウィル(意志)は十分かどうか

 

・「コーチ」

コーチングをする人。コーチによって、専門分野やコーチングスタイルに違いがある。

コーチを名乗ること自体は特に資格は必要ないが、大抵のプロコーチは通常、何らかの訓練をコーチング団体から受けている。

 

・「コーチング」

カウンセリングとの違いは、カウンセリングは病んだ人を癒すためのものだが、

コーチングは、普通の状態の人を更に推し進めるのためのサポートである。

コンサルティングとの違いは、コンサルは答えを教え込むが、

コーチングは、相手自身が答を出すことをサポートする。

 

・「コミュニケーション」

コーチングはコーチとクライアントのコミュニケーションにより成り立っている。

コミュニケーションとは、情報と感情を大きく共有するということ。

 

「スポンサー」

コーチング料金をコーチに払う人。BtoBや対子どものコーチングでは、クライアントとスポンサーが同一人物でない場合が多い。

 

「セッション」

コーチとクライアントが会話をする時間。正確には、「コーチング=セッション」ではない。なぜならセッション間の日常時間こそが、クライアントがセッションで得た気付きを元に実際に行動し学習する貴重な時間であるからである。

 

「対面法」

相手と真っ向正面に向き合って座るポジショニング。改まった感じを出す時や、相手と距離を置きたいときに使われる。ラ・ポールを築きたい普段のコーチングにおいては、あまりメリットはないが、アイコンタクトをしやすい等というメリットも一応はある。

 

「単発コーチング」

1セッションで完結するコーチング。お手軽さがあり気楽に試せる反面、セッションの成果を試して反省する機会が無いため、できれば定期的に複数回セッションを受けることが望ましい。 ABCトレーニングでは、会員になると3000円からセッションを受けることができる。

 

「ビジネスコーチング」

ビジネスの成果を上げることを目的としたコーチング。クライアントがビジネスマンの場合やスポンサーが企業の場合が多い。

⇔ライフコーチング

 

「平衡法」

相手の隣に座るなどして、同じ方向を見るように座るポジショニング。相手との物理的距離を一番縮めやすいが、逆に近すぎると不快な印象を受ける場合もある。ビジョンや夢、遠い将来等を語り合うときには2人の一体感・共有感を出しやすい。

 

「メラビアンの法則」

心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則。「言語」、「音声」、「態度」が不一致なコミュニケーションを受けた場合、「態度」や「音声」から受ける影響は「言語」よりもはるかに大きい。

 

「ライフコーチング」 

クライアントの人生を目的においたコーチング。クライアント及びスポンサーが個人である場合が多い。⇔ビジネスコーチング

 

 

・「ラ・ポール」

心理学用語で、信頼関係がきちんと保たれている状態を指す。

 

・「リソース」

クライアントの持つ資源。目標達成のためにどのようなものが使えるかを確認する。大きく分けて、「人」、「物」、「金」、「時間」、「情報」等がある。


「レクチャー」

コーチングが相手のアイデアを引き出すのに対し、一歩的に教え込むのがレクチャーである。レクチャーが悪者というわけではなく、むしろ基礎知識がない場合はレクチャーを優先させた方が良い場合も多い